バニラな毎日 賀十つばさ

この記事は広告を含むことがあります。が、どれもおすすめなものばかりです!ぜひ楽しんでいってください!

バニラな毎日 賀十つばさ ドラマ作品を楽しむ

閉じた洋菓子店の厨房で始まるのはたった一人のためのお菓子教室。

お菓子作りにこだわりのある主人公 白井とクセのあるパワフル陽キャおばさんによるお菓子教室には少し疲れてしまった生徒が集まる。

そしてお菓子作りを通じて癒されるのは生徒だけではなく―?

お菓子が好き、お菓子作りが好き、カフェ読書のお供にもおすすめな1冊!

著者:賀十つばさ
Kindle Unlimited:対象
Audible 聞き放題:対象外
(2024年11月現在)

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バニラな毎日の著者・あらすじ

著者 賀十つばささん

国産小麦愛好家。趣味は菓子作り。
脚本を執筆されているそうです。

あらすじ

物語は主人公の白井が五年前にオープンした洋菓子店「パティスリー・ブランシュ」を閉店するところから始まります。

最近オープンした駅前の洋菓子店やコンビニスイーツの台頭もあり、個人店では立ち行かなくなってしまいました。


家賃を払うためにアルバイトとして始めたのがライバル店でのアルバイト。

たまたまそこに元常連だった佐渡谷真奈美が現れます。


お店が潰れてしまったことを話すと、佐渡谷はお店の厨房を貸してほしいと言い出します。

どうやらたった一人のためのお菓子教室をやるために借りたいとのこと。


フルーツタルト、マカロン、オペラ…


佐渡谷のお菓子教室に参加する人は自分が作ってみたいものをリクエストします。

白井は厨房だけ貸す予定でしたが、佐渡谷の勢いに飲まれて渋々手を貸すようになります。


お菓子教室に参加するのは様々な事情を抱えた人ばかり。

白井もお菓子作りを通して、自分を見つめ直すようになります。

登場人物

白井葵
洋菓子店「パティスリー・ブランシュ」の元店長。
お菓子作りに強いこだわりがあり、少し生きづらそう。

佐渡谷真奈美
「パティスリー・ブランシュ」の常連客。
料理研究家。ガトー・ショコラが好き。

バニラな毎日の続編はある?

2冊目の書籍として「バニラなバカンス」があります。

1冊目のバニラな毎日は日常的なイメージがありますが、バカンスとなるともう少しリッチなイメージになりますね!

著者:賀十つばさ
Kindle Unlimited:対象
Audible 聞き放題:対象外
(2024年11月現在)

【追記】
バニラなバカンスを読みました!
まだまだ騒がしい日々が続いています。

バニラな毎日のドラマ情報・キャスト

放送日

2025年1月20日(月) 月曜ー木曜 22:45~

キャスト

白井葵      :蓮佛美沙子
佐渡谷真奈美 :永作博美
秋山静    :木戸大聖
(敬称略)

静のキャスト、木戸大聖さんが追加で発表されていました!
なんで静…?と思ったのですが、次作の「バニラなバカンス」を読むと納得できます!

バニラな毎日の感想

愛がない?愛想のない白井さん

主人公の白井はお菓子作りに妥協せず、自信と強いこだわりを持っていました。

いざお店の経営が危ないとなっても、安価な商品を作るくらいならお店を畳もうと決心するような女性です。


曰く、それでは「私の店じゃなくなっちゃう」からとのこと。


完璧主義というか、自分に厳しいなと感じますね。

おるさんが個人的に共感してしまったのはなんでやめちゃうんですか?という元お客さんへの心の声です。

「胸に手をあてて考えてみてください」
と言いたいのをグッとこらえて、笑顔で、私も残念です、とだけ返した。

バニラな毎日 Recipe1   最後のガレット・ブルトンヌ

これ絶対同じこと考える…!と思ってしまいました。

こういうときお客さん残念がってくれるんだなと思えるようになりたかったなあと思ってしまうのです…

お客さんも残念がってくれてるな、五年って短かったけどやってみてよかったなって思えたらもう少し生きやすくなるのになあと思いつつ。


白井も愛想がない自覚だとか、ゴタゴタした人間関係でお菓子作りに集中できなかった経験があるそう。

パワフルな料理研究家との出会い

そんな白井が少しずつ変わっていくきっかけを作ったのが佐渡谷との出会いです。


佐渡谷のイメージは周りをどんどん巻き込める陽キャおばさん

おるさん
おるさん

勝手に服装も派手な感じなんだろうなと想像しています!


料理研究家でもある佐渡谷の料理本は本人のイメージ通り破天荒なものも。


チョコレートを湯煎で溶かす際、お湯が入ってしまってはダメですし、熱湯で溶かしても美味しくなくなってしまいます。

しかし佐渡谷の料理本にはチョコの中に熱湯を注いでチョコが柔らかくなったらお湯を捨てて溶かしましょうと紹介されています。

白井は実際に試し、うまく溶けることに驚くことになります。


これ本当に解けるんでしょうか?気になりました!

お菓子作り楽しいんですけど、分量が細かかったり手際がよくないとうまくいかなかったりと面倒くささが勝つこともあります。

佐渡谷のレシピくらい雑でも問題ないものだとちょっとやってみようかな?と思えるようになりますね。


一方白井はお菓子作りにこだわりを持っている人です。
お店が立ち行かなくなっても、一切の妥協はしたくないと、お店を畳む決心をした人です。

性格も、お菓子への向き合い方も正反対な気がしますね。


佐渡谷が白井の厨房で始めたお菓子教室。
生徒は姪っ子のクリニックの患者さんたちです。

少し疲れてしまった患者さんを癒すお菓子教室として、たった一人のための教室を白井を巻き込みながら始めることになりました。


白井の調子がいいなあと思いながらなんとなく巻き込まれていく感は佐渡谷の持つ明るさとか雰囲気によるものなのかなと思います。

タルトタタン、モンブラン、ザッハトルテ…何が食べたい?

この本、スイーツ好きにおすすめできると同時に読む時間帯には気をつけて!と言いたくなる作品です。

というのも、作中には本当にたくさんのスイーツが出てきます。


スイーツの由来から簡単なレシピ、聞きなれないものだとちょっとした説明…

手作りスイーツだけでなく、コンビニスイーツ、チェーン店のスイーツ、個人店のスイーツ…

スイーツに溢れています。


これは読み進めるのと同時に食べたくなる…!

疲れていたりストレスを感じた夜に読むと、スイーツを食べたい欲求が抑えられなくなるかもです。

おるさん
おるさん

おるさんはコンビニスイーツ(チョコタルト)と駅ビルスイーツ(モンブラン)を食べました…!!


そして考えてみるとあんまり個人店で買ってないなあと。

今のところに越してきて三年ほどになるのですが、ご近所のケーキ屋さん行ったことないなと思いました。

安いし普通に美味しいコンビニスイーツか、ちょっとご褒美に駅ビルスイーツか。

手作りこだわりのスイーツみたいなの食べてないことに気がついたので、今度ご近所のケーキ屋さんを発掘する予定です!

この作品を読んだおかげで楽しみが一つ増えました。

後はスイーツを自分で作ることもあるんですけど、作りたいと思ったのがパウンドケーキです。
作中でも紹介されています。


パウンドケーキは「卵」「バター」「粉」「砂糖」を同量の1ポンドを使って作るところから来ているそうです。知らなかった…!

本の最後にレシピが載っていたのでどこかで作りたいなあと思います。


ただ我が家のデジタルスケールが壊れてしまっていてお菓子を作れないでいたので、買い替えのいい機会になりそうです。

スイーツに関する豆知識も知ることができる本作、カフェ読書にも合うと思います!

バニラな毎日の次に読みたい!おすすめ書籍

お菓子作りにこだわりがある主人公にちなんで、仕事を頑張る女性のお話を紹介します!

わたしだけのアイリス 源孝志

世界的ブランドのカメラマンが主人公。

「色彩のディーバ」と呼ばれる彼女が患ったのは後天性の色覚異常。
徐々に色を失っていく病気です。

病気が原因で職も唯一の理解者も、そして居場所さえも失くした彼女は、十六年前に捨てた故郷 熊本天草で過去と向き合うことに。

著者:源孝志
Kindle Unlimited:対象
Audible 聞き放題:対象外
(2024年11月現在)

おるさん
おるさん

それでは次の更新でお会いしましょう!最後までご閲覧いただきありがとうございました~!
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